国葬って何でしょう?
政界の人物に限定すると、私は、独裁国家で行われる葬儀だと思ってました。
(戦後、元内閣総理大臣吉田茂の国葬が行われた事は知りませんでした。戦前は、独裁色があるので何とも言えません)
安倍晋三元首相死去のニュースが流れ2・3日後に、もしかして国葬でもやるじゃないかと冗談まじりで思っていました。長い間独裁政権が続いているので、そんな臭いがしました。国葬のニュースが流れて、『まさか!』とビックリすると同時に、『やっぱり』と思いました。
民主主義の社会で国葬は必要なのでしょうか?
総理大臣と言っても、国民から選ばれた一人の人間です。
国の為に大きな仕事でもしたのでしょうか?
国の為に尽力した方は、総理大臣だけではありません。
岸田政権になって、コロナで24,000人亡くなられており、その多くは高齢の方々です。
その方々含め高齢者は、戦後復興に大きな貢献を果たされていらっしゃるのではないでしょうか。
多くの高齢者と総理大臣一人と何が違うのでしょう?同じじゃないでしょうか。
一人一人に、一つの命・一つの魂があり、それが大きいとか重いとかないと思います。総理大臣が偉大とか全然思いません。
経済学者が「金融機関は、社会の脇役」と言っています。
政治家も社会の脇役ではないでしょうか。
主役は国民です。もっと、国民を大事にしろ~!
民主主義国家には、国葬は不要です。
国葬に向かう今の流れは違和感あり気持ち悪いです。
もし国葬やるのであれば、国民のほぼ全員の支持が必要では?
世論調査だけでは決められません。
もし、国会で国葬決議するのであれば、採決は野党だけでやったら。
明日、閉会中審査で追及されますが、国葬費用の内訳・総額に焦点が集まっています。安ければ良いという訳でなく、国葬に値する人物だったかどうかが問題だと思います。